こんにちは!膣の悩みを解決する膣向上委員会®の増田です。
最近は膣活や膣温活などといった言葉も流行っていて、膣環境に目を向ける方も増えています。
膣の悩みの中でも、膣が冷えているといった悩みを持つ方も多いものの、なかなか人に相談しづらくないですか?
そこで今回は、膣の冷えの原因と、膣をあたためる方法を解説していきます。
この記事の通りに膣をあたためる方法を実践すれば、膣の悩みを改善する助けになるので、参考にしてください。
膣を温める効果
体の冷えは万病のもとですが、膣の冷えは体調不良や病気の原因になるのはもちろんのこと、ダイエット効果を弱めます。
膣を温めることは、健康・美容にとって非常に効果的で、逆に言えば膣の冷えは老化を進める原因になるのです。
身体が年齢とともに老化するように、膣や子宮も年齢と共に老化していきます。老化とともに膣の粘膜が乾燥し、萎縮性膣炎などの病気のリスクが上がるのです。
膣冷えによる血流の滞りは、身体に栄養が行き届きにくくなるだけでなく、老廃物も溜まりやすくなり、下半身太りにも繋がります。
膣が冷える原因
膣が増える原因は、日々の生活の積み重ねによるものです。生活習慣やパートナーとの性生活など、原因となるものを取り除くことで、膣があたたまりやすい環境になります。
ここでは、膣が冷える原因を6つ紹介します。
原因1. ストレス
現代女性はストレスフルな方が多いです。日本人は先進国の中でも睡眠時間が短く、寝る直前までスマホのブルーライトを浴びている影響で眠りが浅くなっている人も。
仕事に忙しく生活していると、食事の時間もまちまちで、コンビニ弁当など偏った食事で済ませてしまう方もいるかもしれませんね。
生活サイクルが乱れると、自立神経の働きが乱れ、よりストレスの感じやすい体質になってしまいます。
原因2. 砂糖の摂りすぎ
スイーツ、菓子パン、お菓子等々、甘いものとは言わずほとんどの食品に含まれている「白砂糖」は身体を冷やす原因になります。
白砂糖は食べると身体の中にすぐに吸収され、血糖値が急上昇します。
急上昇した血糖値はもとに戻さるためにインスリンが膵臓から分泌され、血糖値を下げます。この時に急激に血糖値を下げるのは良いのですが、同時に体温も下がってしまいます。
原因3. 入浴時間が短い
入浴時間が短かったり、シャワーで済ませていると冷えの原因になります。
人間の体は、心臓が近い上半身の方が体温が高く、下半身は5℃ほど低いといわれています。そのため、下半身を温め、全身の血流の巡りを良くさせることが重要です。
女性の場合は、足の出るファッションの方も多いでしょうから、日常的に下半身が冷えやすいのは致し方ありません。
なので、せめて入浴は半身浴でゆっくり入ることを習慣化しましょう。
原因4. 運動不足
仕事の関係で座る時間が長いと、足の血管を圧迫し、血行が悪くなってしまいます。
膣のあたりには内臓を動かす小さな筋肉がありますが、運動不足や不適切なダイエットによって筋肉が弱まると、内臓が冷えてしまいます。
特に骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が衰えることで、膣冷えの原因になります。表面の大きな筋肉ではないので、意識にしくいかもしれませんので、トレーニングを続けて意識的に鍛えていくといいでしょう。
原因5. 骨盤の歪み
近年はヒールを履く年齢が早くなり、体が形成される前に骨盤がゆがんでしまうことで、若い女性でも血行が悪くなり膣が冷えている人がいます。
骨盤がゆがむと、その上にたつ背骨がゆがみ全身の血流が悪くなり、膣冷えを起こします。
原因6. セックスレス
セックスレスも膣冷えの原因になります。セックスの頻度が減って膣が使われなくなると、柔軟性がなくなり、血流が減少し、どんどん冷えてしまうのです。
セックスで膣内部や会陰を刺激することには、絶大なマッサージ効果があります。凝り固まっている筋肉をほぐし、血流をアップ。膣の劣化を引き起こす冷えも解消し、弾のある理想的な膣状態に近づきます。
膣を温める方法
膣を温めるには、生活習慣を整えることが理想ですが、忙しい毎日の中で習慣を見直すことは、なかなか難しいのも事実。
そこで、膣を簡単に温める方法を紹介します。
血流を促すツボを押す
女性には膣をあたためるツボが下半身に多くあります。また、ふくらはぎは、足先の血流を子宮へ流すポンプの役割があります。ふくらはぎを温めたり、運動することでポンプの役割を強めることができます。
押して温めるべきツボは2つです。
- 骨盤後ろの中央の仙骨にある次髎(じりょう)
- おへそから4~5cm下にある丹田(たんでん)
次髎は骨盤の真ん中にある仙骨という三角形の骨にあるツボです。 仙骨には縦に4つの孔(あな)が開いており、上から2番目の孔のところが次髎です。
次髎は、腰とお尻の間あたりにあります。腰骨からお尻部分にかけて平たくなっている骨が仙骨です。
椅子などに座って背筋を伸ばすか寝転がって、両手で腰をつかむようにしてツボの位置に親指をあてます。少し強めに2~3秒じっくりと押してゆっくり緩めるのを3~5分繰り返すのが理想です。
丹田は、おへそから指4本下あたりに位置しています。丹田の上に手のひらを重ねて、何度か円を描くように優しくマッサージをします。動きを止めたら、目を閉じて丹田に意識を向けながら深い呼吸を続けてみましょう。
ぐいぐいと押してしまってはいけません。優しくマッサージをしながらツボを刺激します。
身体を温める食材を摂る
私たちの身体は、摂る食事の影響を大きく受けます。
身体を温める効果がある食材を積極的にとるといいでしょう。身体を温める食材の中でも、コンビニやスーパーなどで買いやすい食材を紹介します。
にんじん、かぼちゃ、タマネギ、れんこん、ごぼう、ショウガ、ジャガイモ、玄米、赤身の肉・魚、納豆、キムチ
朝いちばんに白湯を飲む
白湯を飲むと胃腸などの内臓機能を温めることができるので、飲んだ直後から全身の血の巡りがよくなります。
膣冷えの原因は血流が悪いことにもあるので、全身の血の巡りをよくすることで膣を温めることにも効果があります。
市販のミネラルウォーターや浄水器を通した水を、500Wの電子レンジで1分~1分30秒温めると人肌より少し暑い40~50度の丁度いい温度になるでしょう。
一口ずつ10~20分ぐらいかけて飲むのが理想的です。朝食の30分前くらいまでに白湯を飲んでおくと、胃腸の消化機能も活発になり、食事の栄養素をきちんと消化できるようになります。
締め付けのないレッグウォーマーを履く
寝るときに靴下を履いている方がいますが、靴下は足裏の放熱や汗の蒸散を妨げてしまい逆効果です。
足を温めるには、冷えやすい足首だけをカバーし足先は覆わないレッグウォーマーを履くといいでしょう。
血流を滞らせないよう、締め付けないものを選ぶといいでしょう、同様に手首や腹巻などで部分的に温めるのもおすすめです。
まとめ
膣の冷えは万病のもとです。膣の冷えは生活習慣やパートナーとの性生活が原因となるため、 生活習慣を見直すことで改善に繋がります。
膣の冷えを改善する方法をそんなに難しく考えず、まずは簡単にできることからはじめてみましょう。
- 血流を促すツボを押す
- 身体を温める食材を摂る
- 朝いちばんに白湯を飲む
- 締め付けのないレッグウォーマーを履く
膣向上委員会®は、膣を若返らせるマッサージや体操、入浴方法などについてオンラインを主体としたプログラムを提供しています。
膣に悩みを抱える女性は、是非お気軽にご相談ください。