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膣が若返る方法は?膣が見た目に与える影響と日常的な膣ケアを解説

こんにちは!膣の悩みを解決する膣向上委員会®の増田です。

膣が若返ると、見た目も若々しくなることをご存知でしょうか?

見た目の若さは、卵巣で作り出されるエストロゲンが深く関わっており、年齢とともにエストロゲンが減少することで肌の張りや潤いが損なわていきます。

今回は、膣の若返りが見た目に与える影響や、膣が若返えるための日常的なケアについて解説します。

普段からできるケアなので、是非すぐに実践してみてください!

膣
目次

膣の若返りは見た目に影響する

年齢とともに、肌の潤いがなくなったり、見た目が老化してしまいますよね。

それと同じように、膣も年齢と共に老化していき、トラブルの原因や性行為に痛みを感じるなどの問題に繋がります。

膣は加齢の影響を強く受ける器官

子宮、卵巣、腟といった女性器は、 卵巣で作り出される卵胞ホルモンであるエストロゲンの作用を強く受けている器官です。

エストロゲンは、肌老化の原因となる活性酸素の除去や、体内のコラーゲンを維持する作用があり、美肌ホルモンとも呼ばれています。

そのエストロゲンが、加齢や出産により減少することで、老化が進み肌の張りや潤いが損なわていくのです。

膣に関しても、他の皮膚と同様にターンオーバーを繰り返し、適度なうるおいと、酸性の環境を保ちながら、細菌や傷から膣や子宮を守っています。

しかし、エストロゲン分泌量が低下すると、弾力やうるおいが失われていき、腟内環境に変化が生じてきます。膣が老化していく「腟萎縮(ちついしゅく)」と呼ばれる現象が起こります。

膣委縮は50歳前後で起こる

膣には、外傷や細菌から膣を守るための「膣壁」があります。この膣壁は、本来何度もターンオーバーを繰り返し、適度なうるおいと弾力、酸性の環境を保ち続ける役割があります。

こうしたターンオーバーを繰り返すことで妊娠や出産に備えることができるわけですが、年齢を重ねることで、その弾力やうるおいが失われていきます。

50歳前後は「閉経」のタイミングになりますが、閉経前、徐々にエストロゲンが減少し、更年期障害と言われるホットフラッシュ、不眠、頭痛、肩こりなどの短期的な症状が出始めます。

そして、閉経に向けてエストロゲンが減少することで、体内では膣萎縮が起こり始め、膣内が乾燥していきます。

これらの影響で膣内の乳酸桿菌が減少し、弱酸性だった環境からアルカリ性に傾いていきます

その結果、デリケートゾーンのかゆみやニオイ、性交痛、頻尿や尿失禁などの症状が深刻化してきます。

膣から発せられる異変のシグナル

日本の膣ケアは、なかなかメディアでも取り上げにくい話題のため非常に遅れています。

膣は、顔や髪よりもエストロゲンの影響を受けやすい器官のため、膣からのシグナルを逃してしまうのは危険です。

逆に言えば、膣を健康で若々しく保てば、エストロゲンが正常に機能するため、見た目を若く保つことも可能です。

以下のような状況は、膣からのシグナルです。見逃さず膣ケアをしていきましょう。

  • 出産や加齢で膣のゆるみや変化が気になる
  • 尿失禁が気になり始める
  • 性交渉のとき乾燥で痛みがある
  • 膣の匂いが気になる
  • ヒリヒリやちくちくしたような感じがある
  • 入浴中に膣にお湯が入る
  • デリケートゾーンの黒ずみ・痛みがある

膣が若返る日常的なケア

膣 ケア

摩擦や洗いすぎに注意する

膣は非常に敏感な器官であり、膣の皮膚は、身体の皮膚の40分の1の薄さです。

摩擦や洗いすぎにより、すぐに皮膚が傷ついてしまうので、普段から丁寧にケアしてあげるといいでしょう。

以下のような行為はNGです。ご自身が普段からやっていないかチェックしてください。

  • お風呂でゴシゴシ洗う
  • アルカリ性のボディソープで洗う
  • トイレットペーパーで強く拭く
  • きつすぎる下着、締め付ける下着を履く

膣内は弱酸性のため、洗いすぎてしまうと、良い菌まで落としアルカリ性に傾いてしまいます。

お湯ですすぐだけだったり、弱酸性の専用アイテムで洗うことを心がけて、優しく丁寧に扱いましょう。

ただし膣周辺は汚れがたまりやすい場所であり、感染症や肌トラブルのリスクが高いのも事実。手指でなでるようにやさしく洗い、汚れが溜まりやすいヒダを広げるようにして隅々まで丁寧に洗った後に、やさしい水圧、温めのお湯でしっかりすすぎましょう。

デリケートゾーンケアクリームで保湿する

膣ケアは潤いを保つことが重要です。

洗浄後、水分が軽く残っている段階で専用クリームやローションを塗るといいでしょう。

クリームは手で温めて、肛門まわりから膣付近へ。小陰唇・大陰唇の外側やひだの間もくまなくケアします。

デリケートゾーンケアクリームのなかには、保湿がメインのクリームも多いものの、黒ずみケアもしたい場合は、美白ケアができるかどうかも確認しましょう。

デリケートゾーンケアクリームは、Amazonなどのオンラインショップや、薬局でも購入できるので一度みてみるといいでしょう。

指を使って全体をマッサージする

専用のオイルなどを大陰唇・小陰唇・膣口、そして手指に塗ったら、人さし指と中指を第二関節くらいまで膣の中へいれて、指の腹を密着させ膣壁をやさしくマッサージしていきましょう。

手を清潔に保ち、爪の長い方は傷をつけないように気を付けてくださいね。

骨盤底筋を鍛えるトレーニングを行う

骨盤底筋は子宮や膣を支えるハンモック状の筋肉で、歪んでくると血流が悪くなってしまいます。

エストロゲンは卵巣で生成されるため、血流が悪くなることで必要な栄養が卵巣に届かなくなり、エストロゲンが減少する原因になります。

そのため、骨盤底筋を鍛えることで、エストロゲンの減少を抑えることができるのです。

ここでは、椅子に座りながら簡単に骨盤底筋を鍛えるトレーニングを解説します。

  1. モモが床と平行になる高さの椅子で、骨盤を立てて浅く座ります
  2. モモの内側にタオルやクッションをはさみます
  3. 肛門・膣・尿道をしめることを意識して10秒間キープします
  4. それを10回繰り返すのを、一日3セット程度行います

これ以外にも、日常から大股で歩くことで、骨盤底筋のストレッチにもなります。

まずは難しいことはせず、簡単なことからはじめてみましょう。

まとめ

膣を老化の影響を強く受けてしまう器官のため、若返らせるために日常からケアを行いましょう。

  • 摩擦や洗いすぎに注意する
  • デリケートゾーンケアクリームで保湿する
  • 指を使って全体をマッサージする

といったことを習慣化して、若々しく潤いのある環境を整えましょう。

また、少し余裕がある方は、 骨盤底筋を鍛えるトレーニングを行い、エストロゲンの減少を抑えるとより効果的です。

膣向上委員会®は、膣を若返らせるマッサージや体操、入浴方法などについてオンラインを主体としたプログラムを提供しています。

膣に悩みを抱える女性は、是非お気軽にご相談ください。

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