こんにちは！膣の悩みを解決する膣向上委員会®の増田です。
「膣のゆるみ」で悩んでいる女性はとても多いです。
しかし、なかなか相談しにくい部分でもあり、年齢に関係なく誰にも言えずに不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
膣のゆるみについて詳しく解説していきますので、お心当たりのある方はご紹介する膣圧チェックと膣トレをぜひ試してみてくださいね。
「膣がゆるいかも」と悩む女性は多い
人には相談できない、と膣のゆるみに関する悩みをお持ちの女性はたくさんいらっしゃいます。
お風呂上りに膣からお湯が出てくる、性交中の感度が低くなった気がする、おなかに力を入れると尿漏れをする、といったことはありませんか？
これらの体験をすると、「自分の膣はゆるいのかも」と不安に感じてしまう方もいるかと思います。
膣がゆるんでしまう原因はいくつかありますが、特に加齢、出産、運動不足はゆるみへの影響が大きいと考えられています。
ほかにも悪い姿勢、肥満や立ち仕事などによる骨盤底筋軍への過度な負担も膣のゆるみの原因になります。
便秘で頻繁にいきんでいる、という場合も腹圧がかかり骨盤底筋軍が伸ばされるため、ダメージを与えてしまいます。
加齢
年を重ねていくと、身体や顔にたるみが出てくるのと同じように、膣も加齢とともに老化します。
女性ホルモンの分泌は低下し、膣の粘膜のコラーゲンは減少。徐々に弾力が失われてしまいます。
筋力も同様に低下するため、膣や尿道を締める力が弱くなって、膣圧の低下や尿漏れを招く原因となります。
出産
妊娠を経ることで、膣壁は大きく引き伸ばされます。
妊娠期間中は赤ちゃんを支えたり、出産時には膣壁や筋肉は引き伸ばされ、骨盤底筋に大きな負荷がかかります。
ときには一部断裂したりと、膣周りは出産でダメージを負うため筋力も低下します。
産後ある程度は元に戻りますが、出産前の状態に完全に戻るわけではありません。
また、出産直後というのは女性ホルモンが急激に分泌低下するため、膣粘膜もスカスカになりやすくなると言われています。
これらの理由で、出産を経験することで膣のゆるみが起きてしまいます。
運動不足
運動不足は膣にも大きく影響します。
膣の場合、骨盤底筋が衰えてしまうと、ゆるみが生じます。
他の筋肉と同じように、運動しなければ骨盤底筋の筋力も低下してしまいますが、意識して動かせない筋肉も多く含まれており鍛えるのが難しいと言われています。
ヨガやピラティスが効果的なトレーニングという研究もあるようですが、日常のなかで徐々に衰えてしまうので適度な運動は行うのがおすすめです。
膣がゆるいと起こる不調
膣のゆるみによるデメリットや問題点とはどんなものでしょうか。
身体に起こる変化についてそれぞれ見ていきましょう。
性交時の満足度の低下
膣のゆるみがあることで、自分自身はもちろんパートナーへの刺激が弱くなってしまい、以前に比べ性交渉に満足できなくなってしまう可能性があります。
尿漏れ
膣壁がゆるむと、尿漏れが起きやすくなります。
これは、尿道や膀胱を支えてくれる筋肉が弱くなることで、ふとしたときに尿が出るのを押さえる力がなくなってしまうため起こります。
また、尿道を締める尿道括約筋が弱くなると尿漏れの原因になります。
お風呂のお湯が入る
膣圧が低下すると、入浴中に膣の中にお風呂のお湯が入ってきてしまうことがあります。
お風呂から上がって、それが洋服などを濡らしてしまうだけでなく、衛生的にも良くありません。
膣内は粘膜で覆われており、弱酸性の状態が理想的です。
しかしお湯が入ることで膣内のバランスが崩れたり、雑菌が入って繁殖してしまう危険性があります。
雑菌が繁殖することで、おりものやデリケートゾーンのにおいが強くなってしまいます。
詳しくはこちらの記事をお読みください。
骨盤臓器脱（性器脱）
骨盤内の臓器は、骨盤底筋やその周りにある組織や靭帯によって支えられています。
しかし、出産や加齢などで支える力が低下すると、腟脱・膀胱脱などの骨盤臓器脱（性器脱）を引き起こす可能性があります。
自宅でできる膣圧チェック
自分の膣圧が簡単にわかる方法をご紹介します。
濡れた状態でやると指がスムーズに入るため、お風呂に入りながらするのがおすすめです。
まず、ひざを軽く曲げて身体をリラックスした状態にしたら、人差し指と中指の2本を第2関節まで膣の中に入れてください。
そうしたら、膣の中に入れた指を気持ちだけ開いて、膣で指をぎゅっと締めてみて、その力具合で自分の膣圧を判断することができます。
もしほとんど収縮が感じられなかったり、膣自体の動きはあるが収縮というのは感じない、という場合は専門家への相談をおすすめします。
単純に膣圧が低いとも考えられますが、正しい力の入れ方がまだわかっていないケースもあるため、知識のあるトレーナーからレッスンを受けてみると改善する可能性があります。
また、指に抵抗を加えなくても膣を締める感覚がある方や、指に抵抗を加えても締められる方は、それを維持できるのが理想的です。
日々の中で取り入れられる膣トレなどを実践することで、満足度の高い性交渉や尿漏れといったトラブルを防ぐために、膣圧をなるべく保っておきたいですね。
膣トレの方法を知りたい方はこちらをご覧ください。
まとめ
膣のゆるみは様々な不調を招きますが、膣圧をアップすることで嬉しい効果もたくさんあります。
尿漏れの改善・予防や、将来の骨盤性器脱の予防だけでなく、パートナーとの性交時の満足度のアップも期待できるため、日々の膣ケアだけでなく膣圧アップの工夫もしてみてくださいね。
膣向上委員会®は、膣を若返らせるマッサージや体操、入浴方法などについてオンラインを主体としたプログラムを提供しています。
膣に悩みを抱える女性は、是非お気軽にご相談ください。
