こんにちは!膣の悩みを解決する膣向上委員会®の増田です。
膣は乾燥する、そんな言葉を聞いたことはありませんか?
若いうちは考えたこともないかもしれませんが、実は年齢とともに膣は機能が低下して、乾燥してしまいます。
膣が乾燥するとデリケートゾーンの臭いや痒みを引き起こしたり、女性にとって嬉しくないデメリットがたくさんあります。
なぜ膣は乾燥してしまうのか、その原因とセルフケアの方法を解説します。
加齢とともに膣は乾燥する
膣が乾燥するとどんなことが起きるのでしょう。
膣というのは筋肉でできており、粘液を分泌する粘膜で覆われているので、うるおっているのが理想的な状態です。
しかし、現代では膣が乾いている現代女性が増えています。乾燥だけでなく、硬くなっていたりたるんでいたりと、膣の機能低下が閉経前の女性でも起きている現状があります。
粘膜が薄く硬くなっていくと膣委縮(ちついしゅく)と呼ばれる状態になり、膣の中は乾きやすくなります。
本来、膣委縮とは50代前後の閉経のタイミングで起こることが多いのですが、現代社会の生活習慣の影響で、若くても症状が表れるようになっているようです。
不眠、頭痛、肩こりなどの短期的な症状のほか、おりものやデリケートゾーンのにおいが強くなったり、便秘、不妊、尿漏れなどが引き起こされることに。
また性交痛がある人や、デリーケートゾーンがかぶれやすい人も、膣へうるおいを与えてみてください。
30代~40代から膣ケアを始めることで、柔らかくうるおいのある膣を維持しましょう。
女性ホルモンの減少
年齢とともに女性ホルモンは減り始めるのは、よく耳にすると思います。
30代後半に差し掛かって女性ホルモンが減るのに伴い、身体のコラーゲンが減少します。
顔や体と同じように膣の中の粘膜にも影響するため、膣内の壁は弾力がなくなり、硬く乾燥しやすくなります。
粘膜が乾燥すると自浄作用が低下してしまい、膣内の汚れが落ちにくかったり、雑菌が入りやすくなってしまうため、30代からの膣ケアはとても大切です。
膣老化が進みやすい現代社会
現代社会では、加齢だけが膣の乾燥の原因ではありません。
多くの女性がデスクワークをして1日中座りっぱなし。長時間のデスクワークは血行不良を招くため、膣が乾燥したりコリの原因になっているのです。
慌ただしい毎日を過ごしている中で、入浴や睡眠などの時間を削ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
入浴はせず簡単に済ませたい、とシャワーだけにしてしまうのは身体にとってデメリットばかり。
血行不良の原因になったり、自律神経が乱れてしまうことで膣の機能低下に繋がる可能性があります。冷えや心身の緊張をとるためにも、入浴でしっかり身体を温めてあげてくださいね。
臭いや痒みの原因に
年齢とともに粘膜の分泌物が減ってくると、膣の中は潤いを保てません。
膣内が乾燥すると、本来の自浄作用がうまく働かないため、雑菌を洗い流せず繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖することで、臭いや痒みの原因になるだけでなく、性交痛のお悩みに発展することも。
しかし、雑菌を落とそうとするあまり膣やデリケートゾーンを洗いすぎると、膣の中を酸性にしてくれる乳酸菌が減ってしまいます。
乳酸菌が雑菌の侵入を防いでくれるため、間違ったケアをすると乳酸菌が減って悪化してしまう可能性があります。
毎日のセルフチェックと膣ケアを!
乾燥から膣を守るためには、日々の膣ケアがとても大切です。
簡単なセルフチェックで、自分の膣がどんな状態なのかを確認しましょう。
洗いすぎるのは良くないので、まずは毎日セルフチェックをして必要な時に必要なケアをしてあげてください。
そのため、日々鏡で汚れがないか確認したり、清潔な指で膣の中を触ることで変化があれば読み取ることができます。
また、膣はいくつかの筋肉に囲まれているので、柔らかくするために日頃からほぐしてあげましょう。
膣はデリケートゾーンなので、専用のケアアイテムを使うことをおすすめします。
粘膜というのは、他の皮膚表面に比べ40倍の吸収率があるので、普段使っているボディソープなどは使用しないでくださいね。
どんなケアアイテムがあるか知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
膣の乾燥は年齢とともに避けられないもの。
さらに現代社会では、座りっぱなしだったり身体を動かす機会が減っていて、膣は硬く乾燥しやすくなっているのが現状です。
日々のセルフチェックとこまめな膣ケアを取り入れて、30代~40代でも柔らかくうるおいのある理想的な膣を目指しましょう。
膣向上委員会®は、膣を若返らせるマッサージや体操、入浴方法などについてオンラインを主体としたプログラムを提供しています。
膣に悩みを抱える女性は、是非お気軽にご相談ください。