こんにちは！膣の悩みを解決する膣向上委員会®の増田です。
生理不順にも周期の早い頻発月経、周期が長い稀発月経など、様々な種類があり、多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）や甲状腺の病気が隠れている可能性もあります。
生理不順を改善するには基本的な食生活を整え、健康な身体を維持することが大切です。
そこで今回は「生理不順になる原因」を解説していきます。
是非「生理不順の改善方法」も実践してみてくださいね。
生理不順とは
女性の一般的な生理周期は、25～38日と定義されており、周期の変動は±6日以内、出血持続日数は3～7日とされていて、これに当てはまらない場合を生理不順（月経不順）と呼びます。
また、生理不順には種類があり、生理が3ヶ月以上来ない場合は「無月経」、周期が39日～３ヶ月以内の場合は「稀発月経（きはつげっけい）」、周期が24日以内の場合は「頻発月経」といいます。
生理周期に変動が大きく、どれにもあてはまらないものは不整周期月経と呼ばれます。
生理の期間が8日以上続く場合は「過長月経」、2日以内に終わってしまう場合は「過短月経」、経血の量が極端に多い場合は「過多月経」、経血の量が極端に少ない場合は「過少月経」と呼ばれます。
生理不順になる原因
生理不順となる原因には様々なものがありますが、もっとも大きな原因としては、日常生活の疲れや過度なダイエット、ストレスによるホルモンバランスの乱れがあげられます。
ホルモンバランスの乱れ
卵巣から分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」、この2つの女性ホルモンは、脳の中心部にある視床下部と下垂体という臓器から、ホルモンの分泌を促す指令が出されます。
この司令塔である視床下部と下垂体はとてもデリケートで、ストレスによる影響を受けやすく、過度なダイエット・不規則な生活・疲労などにより、正しいタイミングで指令が出されなくなります。
脳の視床下部や下垂体では、体の変化により危機を感じてしまい、視床下部の働きが乱されて、月経が開始されなかったり、周期が乱れたりといった問題が発生します。
年齢によるもの
10代のうちはまだ卵巣の機能が未熟なので、ちょっとした体調不良や、ストレスなどでも月経は不順になります。
20代になると生理周期は規則的になっていきます。
また、女性は30代半ば～徐々に卵巣の機能が低下していくため、女性ホルモンが減少し、月経周期の乱れや経血量の減少など、閉経に向けた身体の変化が始まっている可能性があります。
病気の可能性も
多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）・高プロラクチン血症・甲状腺の病気が原因の可能性もあります。
3ヶ月以上生理不順が続く場合や、3ヶ月以上生理の来ない無月経の場合は、病気の初期症状の可能性もあるので、早めの婦人科の受診をおすすめします。
生理不順の改善方法
生理不順を改善するには基本的な食生活を整え、健康な身体を維持することが大切です。
食生活の見直し
ホルモンバランスを整えるために、次のような食生活を取り入れることをおすすめします。
- 1日を通したバランスの良い食事を摂る
- 無理はせず適度な運動をする
- リラックスする時間を作る
- 半身浴をする
- 十分な睡眠をとる
身体をあたためる
女性の身体に冷えは大敵です。
カフェインや冷たい飲み物は身体を冷やしてしまうため、白湯やあたたかいルイボスティーを飲むのがおすすめです。
新陳代謝を促してくれる発酵食品や、身体を芯から温めてくれる生姜なども積極的に取り入れましょう。
基礎体温をつける
基礎体温は排卵期を境に低温期と高温期に分けられます。
起床時に安静な状態で測り記録をすることにより、排卵がおきているのか、いつ月経がおきるのかを予想することができます。
また受診をする際にも基礎体温を記録していることによって、様々な原因を分析し、より早く正確な診断につなげることができます。
まとめ
生理不順の改善には、バランスの良い食事や、適度な運動など、食生活の見直しをすることが大切です。
無理なく日常に取り入れましょう。
生理不順は大きな病気につながる可能性もあるので、早めの対処が必要です。
膣向上委員会®は、膣を若返らせるマッサージや体操、入浴方法などについてオンラインを主体としたプログラムを提供しています。
膣に悩みを抱える女性は、是非お気軽にご相談ください。
